―もっと、刺激的な恋を。―

27歳AB型おとめ座172cm58kg、職業は高校教師。 『先生の事愛してるの。』 『バカお前、愛してるっていう言葉は簡単に使うもんじゃないの。』 _______俺は今、生徒に言い寄られて困ってます。 『俺にだってな、事情があるんだよ、事情ってやつがさ。』 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『君はなんで僕の事を大好きだと言ってくれるんですか？』 ――――――私が恋したのはマジメな堅物教師でした。 　『だいすきっていうことに理由は必要ですか？』 　『必要です。』 　『なんでですか？』 『あなたが本気じゃなくても僕が本気になってしまうからです』 そうやって顔赤くして言うとこ大好きだよ、先生。 でも私は大好きな理由は言えないの。 先生には忘れられない人、忘れたくない人がいるから。 　　　　　　　　　真面目堅物教師(34) × 　　　　　　　　　童顔女子高生(16) 　　　先生。大好きだよ。でもそれしか言えない。

『ハジマリが無ければオワリなんか来ないでしょう？』 ――――あなたはそう言って私を突き放した。 　　　　ハジマリさえも許してもらえなかった。 　　　　 　　　　追いかける私をあなたは振り切った。 『俺とお前は出会っちゃいけなかったんだよ。』 　　　　…そんなこと言わないで。