―もっと、刺激的な恋を。―

今日は高校の入学式…。僕は今年、飛鳥高校に入学した草摩春也(そうましゅんや)。 クラスは一年四組で憧れの先輩がいるから入ったんだ。 その先輩は弓道部で小学生の時ジュニア優勝し、今ではこの学校の部長。その名前は月森夜紘(つきもりやひろ)先輩！すっごくかっこよくて僕の憧れなんだ！ ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝｯ ｢は〜い！こっち見てぇー！！私は、みんなの担任の相原舞妃です。一年間よろしくね。｣ 元気な先生だなぁ…僕には合わないかも(苦笑) ｢今日は、入学式の後は部活動見学があるので、やりたい部活がある子は見に行ってください。 では、入学式はしっかりやってねぇ｣ 教室はみんなそわそわしていて落ち着かないのか、友達と話したりしているからうるさい。 ？｢ねぇ、君１人？｣ 春也『あ、はい。』 ｢俺、吉野涼太。よろしくな！ﾆｺｯ｣ 『あ、よろしくおねがいします。』人見知りだからこうゆうの苦手なんだよな… ｢ちょっと、元気ないじゃん！君、名前なんつーの？｣ 『あ、草摩春也です。春也って呼んでください。』 ｢りょーかい☆つか、タメ口でいーよ(笑)しかも、その｢あ｣ってゆーの無意識？｣ 『あ、ごめん。無意識(苦笑)』 ｢また、言った！！おもしろいな、春也って(爆笑)｣ 『あはは。それより、なんか部活入る？僕は、弓道部にしようと思うんだけど……』 ｢まじ！？俺も！じゃ、一緒に行こーぜ｣ 涼太くんは元気で一緒にいるとおもしろい人だ。きっと話も合うだろう。