プロフィール

才谷
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作品一覧

紅の空
才谷/著

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何が起こったの? まるで時間が止まってしまったような、 花に触れたと同時に今まで聞こえていた世界の音がすべて消えた。 今は自分の心臓の音だけがいつもより大きく聞こえてくる。 ふと上を見ると。 さっきはもう暮れかかっていた夕日がまだ真ん丸く見えていて。 その時に、時間が少し巻き戻っていることに気が付いた。 「…………ゎし……、は……」 「……え?」 微かに聞こえた声。 その声は花を通して聞こえてきた。 誰の声、なの?
紅の空
才谷/著

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ドンドン 太鼓の音。人の楽しそうな笑い声。 お祭り好きな私にはさっきまでの疲れも忘れて頭の中はお祭りでいっぱいになっていた。 「ねえ、お母さん!たこ焼き食べたい!」 「暑いのに物好きな子ねえ。はいはい。」 私の地元の静岡県とは少し違う祭りの様子に私ははしゃいでいた。 そのせいだろうか。 いつの間にか母の姿が見えない。 私は迷子になってしまった… 「お母さ〜ん………ふぅ」 こんな賑やかな場所じゃあ声なんて聞こえないよね… とりあえず歩いていると、次第に開けた場所に出た。 さっきまで真っ赤だった夕日が今にも沈んでしまいそう… ひとまず、近くにある神社で座っていよう 下手に動いてお母さんに会えなくなるのも嫌だし… 私は神社の前にある階段に腰を下ろす。 ふと、木の間から覗いている花を見つけた。 その花に近付いて行く。 しゃがんで花に手を触れてみたら… ドクン… え? 大きな自分の心臓の音が聞こえた。
紅の空
才谷/著

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時は現代。 私は母と京都に来た。 久々に部活の休みがあり、母の仕事も休み。 前々から決めていた旅行プランを京都にした。 私達は四条河原、三条河原等々観光客がたくさんいる場所を歩いて行く。 今は夏だからとても暑い。 もう夕刻に近付いてきたのに滴る汗を拭うのはこれで何度目だろうか。 「お母さん、そろそろ旅館に戻らない?暑くてもうクタクタだよ…」 「お母さんも疲れたわぁ…それじゃあアイスでも買って旅館に戻ろうか」 「うん!」 そうして私達は旅館への道を歩き出した 「あれ?今日はお祭りがあるの?人がさっきより多い気がするけど」 「そこの神社みたいね…ちょっと寄ってみる?」 「でも、疲れた〜」 「大丈夫よ。少しだから行ってみよう」 私は渋々と母の後を付いて行く。 この時既に私の運命の歯車まが周り始めたことに私は気付かなかった…。 続く

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