無心さんの作品一覧

秋心
無心/著

総文字数/709

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桜の綺麗な季節でした。 私は部屋でうたた寝中。 夢の中に貴方が出てきた。 苦しそうな切なそうな顔をしている。私はただ「大丈夫か?」と言いながら貴方の背中をさする、そして暖かい手が触れた瞬間に手を握っていた。 その時私は目が覚めた「あれ?夢だったの?」なのに貴方の手のぬくもりだけはしっかりのこっていた。 「約束通り逢いに来てくれたのかな?」そう思うと涙がとまらなかった 翌日、貴方が他界したことを知った。 苦しむ事もなく誰にも見守られる事無く貴方は望んだ通りに一人で旅立った。
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