浅葱 佳那さんの作品一覧

でんでん虫バス

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制作途中 「僕は一体どうすれば良かったんだ。」  「えっとね、お父さんが小説家なの。お父さんと言っても会ったことはないんだけど…。“小野田遥”っていう名前で家にたくさん本が置いてあるからすっかりハマっちゃって。」ーー ーー“小野田遥”。  その名前を聞いた時、僕はどんなに信じられなかったことだろう。ましてや彼女の口から『父親としての“小野田遥”』が発せられるなんて信じられるはずもなかった。  憎んでも憎みきれなかった、僕の負の原点である『僕の父親である“小野田遥”』が彼女の父親だなんて信じたくもなかった。
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