―もっと、刺激的な恋を。―

最後まで読みましたが、なんというか胸に不快感が残る作品でした。
まず、美貴の行動が自己中心的すぎて、主人公であるにも関わらず感情移入できる場面が一つもない。
本当に太郎のことをやり捨てとしか思ってないんだなーと思いました。
たまたま出会って、顔が良くて、わんちゃんいける？予想外にも妊娠してしまって、太郎に告げず子供背負って逃げるなんてありえないにも程がある。赤ちゃんが可哀想すぎる。
妹や父親も最悪だと思いましたが、一家揃って最悪でした。
それから、産婦人科の先生の名前も終盤エピローグ部分でやっと判明、思い入れもクソもありません。そこで新たな同僚の名前を何人も出されても…
幸せの形についてエピローグでまとめるのであれば、新たな登場人物を出さずに名無しのお客さんで良かったと思います。