―もっと、刺激的な恋を。―

私、春 涙はある秘密を隠し持っている。 それは誰にもバレてはいけないひどく困るようなもの。 そんな彼女本人は気づいてないが、 ある噂をされている。 "頭脳明晰、料理上手、美人で可愛い天然少女" 通称姫 と。 その一方で、隣の席の電車が一緒な男の子、冬李雪。 この人と出会った。彼は電車でストラップを拾ってくれてから話すようになった。彼にはひどい噂があって、 "顔がいいが頭や言葉遣いや目つきが悪い。 でも、付き合えば自慢できる男1位"通称冷酷王子 と。 そんな全然似ていない彼女たち。 彼は何故か彼女を気に入っているようで… お互いどんどん気になっていく中で、 涙の秘密がバレる！？ 2人の恋はいかに？

私、西島(にしま)初(うい)。 春ヶ岡高校2年生。 今日から王子様こと藍沢君のお宅の 使用人として働くことに！ 僕、藍沢(あいざわ)海(かい)。 春ヶ岡高の2年。 家には使用人がA.B.C.D.Eといる。 そんな中で新入りがきた。 しかも同じ高校だとか… ありえねぇよ… どんなやつがくるんだろうか… ブスとかだったらどうしよ…

私は春野春。 私は色がわからない。 空も海も何も分からない。いつか見てみたい。 そこであったのが川崎海くん。 メガネかけてて地味だけど賢くて、 でもぼけっとしてて…。 たまたま席が隣だった男の子。 彼は私に色を教えようとしてくれた。 こんな2人の物語。 果たして春は色を見ることができるのか、海と春の関係も発展するのか…