2025年11月発売
大切な誰かが姿や形を変えたとしても、それでもあなたは愛せますか――?
君と29.5日の月夜を何度でも
イラストレーター:syo5
- あらすじ
- 「うん、見つけた」――ある夜の幕張の海。大学生の藤峰海は不思議な少女・美月に出会いそう言われた。帰る家がないと言う彼女に対し、ひとり暮らしをしていた海は一緒に住むことを提案する。同じ家で暮らしていく中で距離が縮まっていくふたりだったのだが、出会いから1か月後、美月は突然姿を消してしまう。そして、海が次に出会ったのは少し大人びた見た目の美月だった――。29.5日、つまり月の満ち欠けとともに生まれ変わりをしてしまうという美月に、どんな姿の彼女でも愛すると誓う海だったが…。号泣必至、この世界に生きるすべての人に贈る究極の愛の物語。
- 著者コメント
- この物語の構想自体は八年前にありました。そして今だからこそ、自分にとっても特別なボーイミーツガールストーリーを書き上げることができました。紛れもなく渾身の一作です。頭の中で最初から最後まで完璧に映像として浮かび上がってきた、この美しい世界の究極の愛の物語をぜひご堪能ください。
この本の拡散は防止不可能です
[原題]よるべない叫び
- 原作を読む
※小説サイト ノベマ! に遷移します。
- あらすじ
- 読んだ方から多数異常が報告されています。
本掲載原稿を見つけても読み進めない事をお勧めします。
- 著者コメント
- 自分の小説が採用されたことは、うれしい反面、多くの読者が迷惑を被るのではないかと心配せずにはいられなかった。もう5、6年ほど前、不意打ちで壁や天井から鳴り響く騒音に私も家族もひどく悩まされていた。当時、実際に自分の身に起きた出来事を思い出しながら書き終え、ダメ元で応募した。この作品を評価してくださり、出版まで支えてくださった多くの方々に感謝を伝えたい。ところで、書籍化が決まってから、また、騒音がひどくなってきた。たったいまも、天井から鉄球を落としたような激しい音がした。私はどうしたらいいだろうか。
『さよならの向う側』シリーズ著者の新境地!
