ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • お昼休み
    • 屋上
    • 胸キュン【お題】

    「桃嘉見っけ!」
    「…湊!?」
    せっかく屋上まで逃げて来たのに意味ないじゃん。
    「桃嘉さ、何で俺のこと避けんの?」
    「それは…」
    湊から"好き"と言われた日からまともに見ることが出来ない。絶対に好きになるはずないと思ってたのに…。
    「ねぇ、何で?」
    「…っ。顔、近いよ…!」
    壁に追いやられ逃げ場がない。
    「…顔赤くして可愛い」
    「…バ、バカじゃないの」
    恥ずかしくて目を逸らすと顎に手を添えられた。
    「…何で目、逸らすの。ちゃんと俺を見て」
    「…っ」
    いつものチャラい感じとは違って真剣な表情に胸がトクンとなる。
    「…他の男なんて考えられないくらい俺で頭の中、いっぱいにしようか」
    「…っ」
    耳元で甘く囁く彼に既に彼のことで頭がいっぱいになっていたのだった。

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    • 後輩
    • 放課後
    • 屋上
    • 胸キュン【お題】

    ――いざ立ってみると、やっぱり怖気づいてしまうようで。

    決心をしてこの場に立っているはずなのに。
    梅雨独特の湿っぽい風が私の涙を攫って行く。
    下を覗き込むと思ったよりも高くて決心が揺らぐ。
    私の決意はこんなものか、と思わず自嘲気味な笑いが零れ落ちる。

    一歩、足を前に差し出した時。

    「――ねぇ」

    思わず足を引っ込めてしまう。
    声の主を探すために振り向く。
    すると、意外と近くにいて。
    ふわふわとした鮮やかな栗色の髪の毛に、クリッとした大きな瞳。

    話題になっていた可愛い一年。
    私は三年だし、帰宅部だから接点はないはず。

    「捨てる命なら、俺が貰っても良いよね?」

    疑問が頭を飽和している中、彼が手を伸ばして私を引き寄せる。
    いきなりの抱擁に、ワンテンポ顔が遅れて真っ赤になる。

    「俺のこと、生き甲斐にしてよ」

    屈託のない無邪気な笑みに、胸が高鳴る。



    ――ここから始まる物語。

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    • 同級生
    • 放課後
    • 教室
    • 胸キュン【お題】

    きゃあ、と窓の外で弾けるような声がした。

    太陽のオレンジに照らされて、水飛沫がキラキラと光る。

    すっかり濡れてしまったスカートを翻して逃げ回る女子は、ホースを持つ男子がどれほど優しい表情を浮かべているのかを知らない。

    「いいなぁ」

    ふと自分の口から漏れた言葉に驚き、小さく笑う。独り言なんて欲求不満か私は。

    でも──・・・

    「恋、してみたかったな」

    「……すればいいじゃん」

    澄んだ声にぎょっとして振り返る。

    「神谷」

    「なんで恋、しないの?」

    「…もう3年だし恋は相手もいるからね」

    乾いた笑いが虚しい。

    外のソーダみたいな眩しい飛沫が私の所まで飛んできてくれれば良いのに。

    そうしたら私は、甘い恋ができるのに。

    いきなり神谷がカーテンを引いた。

    唇に柔らかいものが触れる。

    「え?」

    「あのさ斎藤」

    神谷が耳元で囁いた。




    ──恋って落ちるもんだよ。

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悪役社長は独占的な愛を描く (真彩-mahya-/著)レビュー

★★★★★

ネタバレ

名画のたとえ

粋な作品でした。色彩や情景に加えて名画のたとえには、素晴らしい博識さですね。その場を画廊に変えてしまうような色どりにワクワクしました。また美術館巡りに出掛けたくなります。二人の共通の審美観が惹き寄せた不思議で温かいお話しでした。

usamo
(2019/01/11/13:21)

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