幼なじみのフキゲンなかくしごと (柊乃/著)レビュー

★★★★★

ネタバレ

お前がいないと無理



「あさひ。今日、一緒に帰ろうか」


幼なじみの瑞季くんが

2年ぶりに私の名前を呼んだ。



お互いへの想いをこじらせすぎて、
引き返せないほどすれ違った幼なじみふたり。


不器用な瑞季くんも、可愛くて健気なあさひちゃんも愛おしくて冒頭から惹き込まれていきました。

じれったくて、ほんのり甘いかと思えば究極に切なくて苦しいふたりの想いに気づけば感情移入。(特に瑞季くんサイド)


ふたりの周りの人々が優しさに溢れていて、迎えられたエンディングの優しさに心の底からよかった……!とほっとしました。



「俺はあさひのことが世界で一番憎いんだよ」

「でも、それ以上に……○○○○」



ずるいくらいかっこいい瑞季くんの告白のセリフには心臓撃ち抜かれました。最高です……。


“身分違いの幼なじみ”という設定もつぼでした!
ほんとうにオススメしたい小説です。


ぜひご一読を。

結季ななせ
(2018/02/25/12:57)