幕末オオカミ 第二部 京都血風編 (真彩-mahya-/著)レビュー

★★★★★

ネタバレ

混乱の時代を生きて

第一部でめでたく結ばれた、総司と楓。
けれど二人が生きるのは、幕末の世。新撰組の戦いもまだ終わっていない。

そんな、いつ命が尽きてもおかしくないぎりぎりの毎日だけど、時々は穏やかな時間や、仲間とのあたたかいやり取りがある。

そこを絶妙なバランスで描いてあるので、すぐに話にのめり込んでしまいます。

新撰組はもちろん大事だけれど、一番は楓が自分の隣にいてくれること――そんな総司が本当にカッコイイ!

……しかし。

幕末にも新撰組にも疎くても、沖田総司という隊士がどんな運命を辿ったのかくらい、きっと皆さん知っていますよね。

作者さんはそこをどう描くのだろうと、読み終わればすぐ第三部にいきたくなります。

史実に沿いつつ、ファンタジーとユーモアで膨ませた、魅力あふれる新撰組の運命を、あなたも一緒に追いかけましょう!

来海シスコ
(2015/01/15/16:37)