作品、読まさせて頂きました。
主人公の朱里は想いを寄せていた先輩に彼女がいること、またその彼女が自分にとって近い存在だった事実に涙を溢す。
現れたのは一つ年下の幼馴染み、昴。
涙を止める朱里の様子に気が付く昴は朱里に『泣いたの?』と問いかけ……
短い物語の中に昴の優しさがぎゅっと詰められ、昴のくれる言葉に、行動にドキっとさせられます。
昴の真っ直ぐな想いに朱里の心にも変化があり、これからの二人を妄想させる終わりに読後も読み手に楽しみをくれる作品だと思います。
二人のこれからを続編で読めたらいいな。