不器用恋愛~好きな人は幼なじみ~





「はぁ………」




もうため息しか出ないよ。




数種類あるプリントを、1枚ずつ仕分けていく。




だけど、乾燥肌の影響か、スムーズに1枚にできない。もう、年老いたおばあちゃんの手か!!って思うくらい。



「あぁーーもう!」



そう雄叫びをあげていると……



「ーーはい。」



机の脇に、濡れたハンカチが置かれた。




「……え?」




「これで湿らせたらやりやすいでしょ?
あたし、暇だから…手伝うよ。明里。」




「……悠里。」