「ち、違うし…!
ちょうど手持ちぶさたになったから、
何かできること探しに行こうとしてたところ!」
「ほんとかよー?
お前、料理できんの?
塩コショウふるくらい?」
「~~~~っ!
ばか颯真!!」
たしかに料理が得意なわけではないと思うけど。
でも人並みにはできると自負してるつもり。
颯真の憎まれ口は健在で。
おもいっきり頭を叩こうとした。
の、だけれどーー…
「おっと……そう何度も叩かれるかよ!!」
笑いながらわたしの手をつかむ颯真とは対称に、
わたしの心拍数は上昇傾向。
な、な、な……
手を捕まれたぐらいでわたしは小学生か…!!
