バレンタイン【短編】






お互い何も喋らない所為で、保健室は異常なほどに静かだった。





その静けさを消したのは桜庭君だった。





「で??なんでお前が俺を心配するの??チビちゃん」




『なっ!?!?チビ言うな!!』





口元に笑みを浮かべる彼のかっこよさといったらもう……。神か!!!!





……あの時のこと覚えてたんだ。





嬉しさで少し笑みがこぼれる。