「ふぅ…やっと着いたぁ」 1人の少女が美しい金色の髪をさらっとかきあげながら呟いた。 「フランスから日本まで遠かったですね、アリス」 「遠すぎだよ、パパったらいつもながらいきなりなんだから!」 今回のことだって… アリスは口を尖らせる。