男の子の方が良かったのに!

「どうして?」

「俺は杏梨が女の子で良かったって思うし
いつまでも男の子が良かったって思ってても
男の子にはなれないだろ?」

「まぁそうだけど?」

「だから考えるのはやめないか?」


そういう柘の顔は少し悲しそうで


「わかった
もう考えないようにするよ」

「うんそれがいいよ」

柘はそういった
吾羅汰くんも

「俺もそんなことは
考えない方が良いと思うよ」

笑顔でそういってくれた