誰かが来るのを待ってるしかない


背中は痛いし、閉じ込められた


これどうすんだよ
背中は仕方ないとして、閉じ込められた

どうしようか




そんなことを考えてると
図書室の扉があいた

「杏梨、大丈夫?!」

「澪?」

「さっき京香ちゃんが帰ってたのに
杏梨遅いなって思ったから来てみた」

「ありがとう
おかげで助かったよ」