「そう言えば…隣のクラスに洋服作りが得意な男子がいるよ!作ってもらえば?」 「えっ、ほんと!?なんていう人?」 「確か…南雲来夢(ナグモライム)っていう人だよ!」 「南雲君ね!明日訪ねてみる!」 次の日、私は南雲君のクラスに行った。 「あの〜…南雲君いますか…?」 「ん…?あぁ、俺が南雲だけど。何か用?」 「初めまして。木ノ実亜李朱っていいます! 洋服作りが得意だと聞いて…お願いがあるんですけど…。」