大好きだったけど…

もぅ 無理なんだって 知らされる

大好きだったけど…

僕たち、それぞれの生き方を 選ぶ瞬間−とき−が 来てしまってみたいだよ
出来ることならば 気付かないフリをしたい…

もう少し 一緒に居ることも出来るかもしれない…

もしかしたら そのうちに また …前のような 二人に戻れるかもしれない…
なんて………

さっき 部屋を出て行った君の後ろ姿を見ながら、
僕は 何も出来なかったんだ

喧嘩するほど 仲がいい だとか…

僕たちには あてはまらなかったね

君の匂いが残る部屋

君の荷物が…僕を見ている。

『ありがとう。サヨナラ』

精一杯の笑顔で お互いに 交わした言葉は


僕たちの長い年月は たったの 4文字に… 集約されて


二人では狭い部屋も 一人じゃ 案外 広いんだなって…

サヨナラ

サヨナラ。


このコーヒーを飲み終えたら、

僕も 整理し始めよう…