パチパチパチパチッ 体育館が拍手に包まれる。 終わった… やれるだけのことはやった。 「圭太ッ」 俺は担任に呼び止められた。 「お疲れ様。よくやったよ。」 「ありがとうございます。」 「けど体育館で聞くと、やっぱり声が足りないような気がするな…」 「ですね…でも、1番よかったって思うんで、結果はどうなるかわからないですけど、悔いはないです。」 「そうか…指揮者のおまえがそう言ってくれるなら、安心だな。」