上に顔を上げるとそこには恭弥の顔があって
そしてついでに言うと機嫌が悪そうなのである
なんでそんで機嫌が悪いんだ?
...あ、さっきまで大人数の女の子が見ている中でゴルフしていたんだっけ
それでか、理解しました
※違います
「なに名前呼び合っていちゃついてんの」
「そんなつもりは全くないんだけど」
「ふーん
ていうか愛ゴルフする気になったんだ」
「だって樹が...」
樹という言葉に私の腕を掴む力が少し強くなる
「じゃあ俺が教えてやるよ」
この場からさっさと出て行こうとする恭弥
「ちょ、今俺が話していただろ!」
「別にたいした話じゃないんだろ?
だったらいいじゃん」
そういって恭弥は樹と睨み合った
私はあまり状況がつかめていない
一体なぜこんな事になっているのか
なぜそんなに張り合っているのか
まったく訳が分からなかった
