「あ”あ”あ”あ”あ”あああああああ
私のコマがあああああ」
「俺の勝ち〜♪」
「お、恭弥の逆転勝ちか!」
「愛花・・・悔しがり過ぎ」
「だってええええ!」
悔しい!!恭弥に負けるなんて屈辱!!
隣の席で恭弥は涼しい顔をしている
いや、少し汗をかいてはいるが
「二人とも暑くなり過ぎ!
これは没収!」
「あっ!もう一回したかったのにって気持ち悪...」
「今頃バス酔いっ!」
「ていうかもう着くぞー」
「熱中しすぎてバス酔いに気付かないとか...大丈夫か?」
背中をさすりながら声をかけてくれる恭弥
うう、嬉しいはずなのに負けた後だからか
恭弥に心配されてる自分が嫌だ
「目的地に到着したぞー
荷物の忘れ物がないか確認してから
前のやつから順番に降りろー」
「ほら愛早く降りるぞ
ちょっと俺先生に言って愛休ませてくる」
「分かった、愛花のことよろしく新谷くん」
そういって私は恭弥につれられてバスから降りた
