その場を立ち去ろうとすると男の一人に腕をつかまれた
「へー、そこのお嬢さんは気が強いんだね
俺そーいうの好きだよー」
さっきまでとは違う鋭い目つきで男はいう
私の腕をつかんだ男は大柄で私とは結構身長差があり見下ろされる形になる
さすがに怖い
「じゃ、行こうか」
「っ放して!!」
男達は私と香奈の手を引き歩き始める
香奈はもうすっかり怯えきっていた
せめて香奈だけでもっ
そう思った私は男の手の力緩んだのを見計らって手を振りほどき
香奈の方へ向かう
「あってめ!」
香奈の腕を掴んでいた男がこちらに体を向けた瞬間に私は男の急所を蹴り上げた
小さいとき少々男勝りだった私に躊躇などなかった
「早く逃げて!」
「愛花!危ない!!」
え?
後ろを振り向くと怒りで顔が真っ赤になった男が拳を振りおろそうとしていた
殴られる!!
