そんなこんなでだらだと喋っていたらいつの間にか駅に着いていた
「じゃこれで」
「まて」
先に行こうとしたら腕をつかまれた
「今日は逃がさないからな」
「イヤです!恭弥といると目立つから!!」
「は?」
「あんた昨日校門のとこで女の子達に囲まれてたでしょ
そこに私が入ってみなよ。
私が目の敵にされちゃうじゃない。あー怖い怖い」
「わかったわかった。
だけどな、お前のこと学年年で知らない男子はもう少ないと思うぞ
残念ながら目立ちたくないという願いはかなわないと思う」
「え?何言ってるの?そんな訳ないじゃん」
「・・・・・・お前自分の容姿分かってないのか?」
「?どうせ私はド凡人ですよーだ!!」
「やっぱ分かってないんだな...」
「もう訳分かんない!!
とりあえず私は恭弥とは学校行かないから!
じゃあね!」
「ああ」
そういって私は駅をあとにした
