そして翌日...


電車に入り周りを確認する


「良かった。今日はいない」

ホッと安堵としようとした瞬間



「誰がいなくてよかったって?」



そう後ろから声が聞こえ

あからさまに肩を落とす


そうすると後ろから私の腰の方に手が伸びできて...


「あははっははは...ちょっちょっと!ははっや、やめ..!!」

「愛は相変わらずくすぐられるの弱いんだな」

「い、いいひゃら..やめって!」


そういうとやっとくすぐるのをやめてくれた


「死ぬかと思った...」

「俺がいないことを喜んだ罰だ」

「別に恭弥だなんて一言も言ってないし」

「言われなくたって分かるからな」