7年ぶりに幼なじみと再会しました




「・・・・い・・きろ・・・おきろ」

「うーーん」

「おい、おきろ!」


私が寝ている間もつけていた

イヤホンをとられ声がはっきりと

聞こえるようになる

それと、私の頭からくる感覚は・・・肩?



「起きろ!!愛!」



!!!

私のこと愛って呼ぶのは

知っている限りあいつしかいない

脳がフルスピードで回転しはじめる

私の身体は、反射的にこいつから...

恭弥から離れようと飛び上がり横へ瞬時に移動した



・・・そして出入り口のそばの手すりに頭をぶつけた



「〜〜〜っっっっ!!」

声にならない悲鳴をあげる

「おまえそんなに驚くこと無いだろ
おれは怪物か...プッ(笑)」


恭弥は我慢しつつも笑っている



コイツ!!