「ちょ!?はやい!!転ぶ!」
転ばないように必死について行きながらも
だんだんと目の前にせまってくる
私に取っての標敵の蛾に恐怖を感じる
なんでこんなにも虫嫌いが悪化しているんだ
そんなことを思っていたら
蛾の側を通過して少し肩の力が抜けたが
それもつかの間後ろでバサッという音が聞こえ
鳥肌がたつ
''振り向いたら負け''
そう思い走ることに専念する
だんだんと人の影が見えてきて
香奈と悠介くんの姿がはっきりと見えたとき
足下でバキバキッという音がなった
条件反射で履いていたサンダルを脱ぎ飛ばし
「ぎゃああああああああ」
もう目の前に迫っていた香奈にとびついた
