それから1ヵ月後――










やっと休みができた





俺はえれなに電話する





プルルルルップルルルルッ



「もしもし?はるとぉ?」




「うん、ひさしぶり。」







「ひさしぶり。」





俺たちは昔からあまり電話をしたり



メールをしたりするほうじゃなかった






遠距離恋愛になってもそれはあまり変わらなかった。





「今からえれなに逢いに行く。」



「ほぇ?」



ちょー可愛い



「だから!今からそっち行くから待ってて?」






「う、うんっ!」




絶対今嬉しそうに大きくうなづいてる




声きけばそれくらい予想はつく











俺は車をはしらせてえれなのもとへ向かった