そして公園に足を踏み入れて向かった先はベンチ
隣に座ったとたん優しく抱きしめられた
「は、はるとぉ・・・?」
「えれなすっかりママになったね」
「そ、そうかな・・・?」
「うん、子供できる前は俺がいなきゃって感じだったのに」
「もう俺がいなくても大丈夫ってくらい強くなった」
そういった陽斗は「これが母親のチカラ?」って悲しそうに笑った
えれな不安にさせてた?
そんな悲しそうな顔させるまで。
そんなことないのに・・・
えれなまだまだ陽斗がいなくちゃ生きてけないのに
そういう気持ちを込めて陽斗を強く抱きしめた

