「それと……ああ。チンピラ擬きにも絡まれたようですね。あれを指示したのも吹寄でしたが、切っ掛けが……」
「何だ?」
言い淀んだ宮間刑事にルークが先を促す。
「大竹が聞いた鴉の言葉を、吹寄に伝えたからだって」
「ルークの……?」
学と莉央さんも驚いたように含むルークを見る。
ルークは眉をひそめている。
「まあ、正しくは『小泉さんの一言に同意した宮間さんの』ですが」
「…………あ!あれか!中川さんの部屋に行った時の!」
宮間刑事の言葉でふっと思い出した。
「えっオレ!?……あ」
学も思い当たったらしい。
「なんのこと?」
莉央さんが首を傾げる。

