宮間探偵事務所事件ファイル 5




莉央さんが潤佳ちゃんと大竹さん、放心状態の学を隣の部屋に押し込む。


その際、莉央さんの腕があたしにも伸びてきたが、それを避けた。


「瑠稀、隣に行っていろ」


ルークに睨まれるが、反論する間もなく、男たちが近づいてくる。


ルークと莉央さんがあたしの前に立つ。


男たちは全部で6人。


その内の一人が、ルークを思いっきり殴る。


ルークは半歩で踏みとどまると、自分を殴った男を睨み付ける。


大の大人が力いっぱいに殴りかかかったにも関わらず、半歩で踏みとどまった高校生ほどの青年に、殴りかかった本人は呆然とし、他の5人やミサも言葉を失う。


「先に手を出してきたのはそちらだ。正当防衛が成り立つな」


ルークの言葉に、カッとなった男たちが更に近づいてくる。