莉央さんが潤佳ちゃんと大竹さん、放心状態の学を隣の部屋に押し込む。
その際、莉央さんの腕があたしにも伸びてきたが、それを避けた。
「瑠稀、隣に行っていろ」
ルークに睨まれるが、反論する間もなく、男たちが近づいてくる。
ルークと莉央さんがあたしの前に立つ。
男たちは全部で6人。
その内の一人が、ルークを思いっきり殴る。
ルークは半歩で踏みとどまると、自分を殴った男を睨み付ける。
大の大人が力いっぱいに殴りかかかったにも関わらず、半歩で踏みとどまった高校生ほどの青年に、殴りかかった本人は呆然とし、他の5人やミサも言葉を失う。
「先に手を出してきたのはそちらだ。正当防衛が成り立つな」
ルークの言葉に、カッとなった男たちが更に近づいてくる。

