「どうしよ...うみに話しちゃったよ...でもうみはそういうことを周りにいう子じゃないし...」




うちはずっと家に帰ってから悩んでいた。




そう。昔から海はそうだった。海に対する不満といえば小学校の頃のうちと海のせいでクラスが2つに分かれてしまった大ゲンカぐらいだった。




そのときは海のことが本当に大っ嫌いだった。





海なんて死んでしまえばいいのに。そんなことさえ思ってしまっていた。でも今は海は大切な友達の1人だ。





「まぁ...うみに話して間違いではなかったかんじでよかった。」