あたしはウサギ。~飼い主は悪魔さん~2



「何泣いてんの?」


「だって、だってね、嬉しくて、涙出るんだもんっ・・・」


「まぁ、俺に結婚しよって言われて断るだけの勇気ないだろうけどね。だって、所詮ウサギだし?」


いつもの悪魔な隼人くんに戻ったのち、あたしにもう一度キスして抱きしめた。


「・・・鈴。」


「ん?」


「・・・ありがと。」


その“ありがとう”は、少しだけ意地悪な声だったけど。


・・・優しさで包まれてた。










・・・隼人くん。



隼人くん、あのね。


あたし、幸せだよ。


意地悪で悪魔な隼人くんも、優しくて王子様な隼人くんも。


あたしは橘 隼人っていう人が好きだから。


だから、橘 鈴にだってなりたいって思ってた。


だから、だからね。あたし、幸せだよ。


隼人くんのペットでも、彼女でも、奥さんでも、なんでもいいからそばにいたい。


・・・隼人くん。














大好き。