あたしはウサギ。~飼い主は悪魔さん~2



「嘘?」


「ほんと。」


でも、隼人くんは笑うから、信じきれない。


「じゃあ、いつから?」


「正直に話すと、中学のときから。」


「え?でも、中学校一緒じゃないよ?」


隼人くんは少しためらったあとに、もう一度ベッドに入ってきた。


そしてあたしに背中を向けて、呟いた。


「・・・3年のときに電車で見かけた。男と笑ってたから、声かけなかったけど。」


・・・うそっ!そんな昔から?


「それから“ラビ”って呼ばれてるの知って、そのあとに“宇佐美”って苗字だって知った。で、江南高校受けるの知って、俺も一緒に行く・・・って決めた。」


確かにラビって呼ばれてたけど、隼人くんには言ってないし・・・


うわぁ、知らなかった・・・。


「で、入学して。入学式のときに告ろうとしたらなんか女子がたかってきて。それで、遠くからそれを見てるお前と目があった。あんときに、俺こいつのこと好きなんだって改めて気づいた。」


隼人くんはこっちを向いて、小さく笑った。


微かに耳が赤い。もしかして照れてる?


「それから1年我慢して、お前がほかの男に告白されてんの見て、ムカついて告白した。・・・で、ペットにしたってわけ。」


「~もう!ペットじゃな」


否定しようとして、できなくなった。


だって、隼人くんがあたしを思い切り抱きしめたから。