あたしはウサギ。~飼い主は悪魔さん~2



髪に触れて、頭を撫でた。


このまま時間が止まっちゃえばいいのにね・・・


このまま二人でずっと一緒にいれたらいいのに。





「・・・俺だって鈴しか見えてなかったけど?」




「えっ」



その大きな瞳をあたしにまっすぐ向ける。



「や、やだ。起きてたの?」


「別に寝たふりしてないけど?鈴が勝手に思い込んでただけ。」


「そうだけど・・・」





隼人くんはベッドから出て、服を着始めた。



「着るの?」



あたしが聞くと、隼人くんは悪魔の笑顔で言った。



「・・・なに?まだしてほしい?」



「!!ち、違いますっ!」




クスクス笑う悪魔を、窓から差し込む月の光が照らしてた。





「俺はずーっと鈴のこと、好きだったんだよ?きっと、鈴が俺のことを好きになる前から、ずーっと。」