髪に触れて、頭を撫でた。
このまま時間が止まっちゃえばいいのにね・・・
このまま二人でずっと一緒にいれたらいいのに。
「・・・俺だって鈴しか見えてなかったけど?」
「えっ」
その大きな瞳をあたしにまっすぐ向ける。
「や、やだ。起きてたの?」
「別に寝たふりしてないけど?鈴が勝手に思い込んでただけ。」
「そうだけど・・・」
隼人くんはベッドから出て、服を着始めた。
「着るの?」
あたしが聞くと、隼人くんは悪魔の笑顔で言った。
「・・・なに?まだしてほしい?」
「!!ち、違いますっ!」
クスクス笑う悪魔を、窓から差し込む月の光が照らしてた。
「俺はずーっと鈴のこと、好きだったんだよ?きっと、鈴が俺のことを好きになる前から、ずーっと。」


