「・・・なんで?」
ちょっとした反抗。
だって、ベッドの上じゃ何されるかわかんないもん!
「理由がないとダメ?」
「うん・・・。」
「理由はあるよ、でも鈴がどうしても来たくないって言うなら、それでいいけど。」
うっ・・・
「あ~あ。ついに俺も捨てられちゃうのかなー。可愛い可愛いウサギさんは、森へ帰っちゃうのかなー。」
追い打ちをかける、そんなセリフも棒読みじゃないから、困っちゃう。
わかってるもん。
隼人くんはあたしを弄んでるだけだって。
だって、いつもそうだから。
だけど、そんな隼人くんが好きだから。
悪魔でオオカミな隼人くんが好きだから。
あたしをベッドの端っこに腰掛けた。
次の瞬間、ベッドに倒されたあたしの上には隼人くんが馬乗りしてて。
「!?!?」
「捕まえた☆もう逃がすつもりないから。・・・一生ね。」
そう言ってほくそ笑んだ隼人くんは、いつもどおりの悪魔だった。
・・・そのあと、どうなったかは皆様のご想像にお任せします・・・。


