「鈴。早くおいで?」
「待って~。ね、急がなくてもいいよね?」
「だめ。早く鈴を俺の鈴にしたい。」
「///!?」
「ほら、行こ。」
照れてテンパってるあたしを笑って、手をつないで歩いている。
隼人くんの右手には、あたしたちをつなぐ大切な一枚の紙。
今日の隼人くんはすごく悪魔で、王子様。
あたしの大好きな隼人くん。
「ねぇ、隼人くん。」
「ん?」
「ありがとう。」
「うん。俺もありがと。」
今日、あたしは橘 鈴になる。ウサギじゃなくなる。
あたしは脱ペットになる。飼い主の隼人くんは旦那さんになる。
「鈴。もしかしてウサギじゃなくなるとか思ってない?・・・言っておくけど、鈴は一生俺のウサギだから。死ぬまでずーっとね(^-^)」
「え!?」
・・・そういうことで、あたしは隼人くんの永遠のペットになりました。
まぁ、いいもん!隼人くんと一緒にいられるならいいもん!
悪魔でも、王子様でも、隼人くんと一緒に生きるの。
・・・あたし、ずっと一緒にいるよ。永遠にそばにいるよ。
隼人くん、ありがとう。


