あたしはウサギ。~飼い主は悪魔さん~2







「鈴。早くおいで?」



「待って~。ね、急がなくてもいいよね?」



「だめ。早く鈴を俺の鈴にしたい。」



「///!?」



「ほら、行こ。」



照れてテンパってるあたしを笑って、手をつないで歩いている。



隼人くんの右手には、あたしたちをつなぐ大切な一枚の紙。



今日の隼人くんはすごく悪魔で、王子様。


あたしの大好きな隼人くん。




「ねぇ、隼人くん。」


「ん?」


「ありがとう。」


「うん。俺もありがと。」




今日、あたしは橘 鈴になる。ウサギじゃなくなる。


あたしは脱ペットになる。飼い主の隼人くんは旦那さんになる。



「鈴。もしかしてウサギじゃなくなるとか思ってない?・・・言っておくけど、鈴は一生俺のウサギだから。死ぬまでずーっとね(^-^)」



「え!?」


・・・そういうことで、あたしは隼人くんの永遠のペットになりました。


まぁ、いいもん!隼人くんと一緒にいられるならいいもん!


悪魔でも、王子様でも、隼人くんと一緒に生きるの。





・・・あたし、ずっと一緒にいるよ。永遠にそばにいるよ。









隼人くん、ありがとう。