私の家に着くと、二階にある私の部屋にみんなを案内した。


「ジュース持ってくるから、座って待ってて♪」

みんなにそう言うと、


私は、一階に早足でおりた。


オレンジジュースとコップを持って私の部屋に戻ると、雅が私のベッドで寝てた。


それをなぜか必死でベッドから引きずりおろそうとしているゆうちゃん。



そんな二人を見て明らかに楽しんでいる、さらちゃん。


まったく、この人たち何やってるんだ……。

「さらちゃん、雅、寝ちゃったの?」

『うん。眠いらしい。』


「ほら、ゆうちゃん。雅眠いならねかせといてあげよ
う♪」

私がそう言うと、ゆうちゃんが涙目になった。


「ゆ、ゆうちゃん?!」


『ぅ……っく、うぅー。』

泣くのを我慢しているゆうちゃん。


『ほんと、泣き虫よね。情けない。』


さらちゃんがそう言って鼻で笑った。

ぁあー。ほらまた、ゆうちゃん泣いちゃうじゃん!


『な、泣いてないもん!ばかじゃねーの?!グスッ』

ゆうちゃんが涙目でさらちゃんに言い返している。


「え、えらい………!えらいよ、ゆうちゃん!」

私が感激してそう言うと、


『………えへ♪』

と、ゆうちゃんが照れた……!!!


きゃわうぃぃぃぃいいいいいいいっ!!!


理性が!私の理性がやばい………!!


『はっ!デレデレしてんじゃないわよ。』

さらちゃん………どこまでも毒舌だね。



『……っぅ、ふぅっく…………ぇぐ……ふぇぇん、』


お、ゆうちゃん泣く?泣く??


『ふぅぇぇええええええんっ!!!』


泣いちゃった♪笑