「ありがと…佐野くん」 もちろん返事はなく打ち上がった花火を真っ直ぐ見つめていた。 あたしも夜空に打ち上がる大きな花火を見ながらイチゴ飴をひとくち噛んだ。 花火も終盤に差し掛かりイチゴ飴を口いっぱいに含んだ。