甘いバレンタイン~





...何が当たり前なんだろ?




不思議な気持ちを抱えたまま、私は自分の席にカバンを置いた。




荷物を机にしまっていると、私の席に美鈴がやってきた。




「花梨は、今年も幼馴染みくんにあげるんでしょ?」




急に美鈴にそう言われ、首を傾げる。




「だ-か-ら-、亮介にあげるんでしょ?」




「ぇ、亮介...?」




...何を?



本気でわかっていない私に美鈴は驚いた顔をした。



...??