「━━っ??!///」




ななな、何?!



何が起きているの?!




───や、ヤバい!!




ここにいたら、私『好き』って言っちゃいそうで怖い...!!




早いとこ逃げなくちゃ!




「じゃ、じゃぁチョコ渡したし、私帰るねっ」




そう言って、クルッと亮介に背を向けて窓を開けようとした瞬間、後ろからギュッと抱きしめられた。




「っ??!!///」




な、何何何?!




「...もぅ、帰っちゃうの?」