「───っでも!!」 渡したい! だって、今日渡せなかったらいつ渡すの? 今日しかないよ...っ。 私はチョコを持って、部屋の窓際まで行った。 窓を開けてベランダに出る。 雨は、いつの間にか止んでいた。 「寒っ...」 ───コンコン 亮介の部屋のベランダに乗り移り、窓をノックした。 ...部屋にいるかなぁ? そう思ってたら、窓がガラッと開いた。 「っ花梨?!」 いきなり現れた私に驚く亮介。