私達はいつもと何一つ代わり映えのしない行動を取り、ホテルの一室へと入る。
そして、部屋のドアが閉まるか閉まらないかというタイミングで、お互いを求め合った。
シャワーも浴びず、ただがむしゃらに……
必死に体を重ねようとする。
肌と肌に隙間ができることは許されないかのように、何も身に纏わない体を張り合わせた。
もっと、もっと……
私は心の中で何度も呟く。
もっと、もっと……
壊れてしまうくらい激しくして欲しい。
私の思考回路を止めて欲しい。
私の心を消して欲しい。
出来ることなら、殺してしまったって構わない。


