「今日行くんだよね?」 「そうだよ!!用事でも出来た?」 「行くなら、さっさと食べて出よう」 「確かにゆっくりしてられないね」 やっといつもの瑠伊に戻ってくれたことに、ホッとしながら私はケーキに手を付けた。 この店なら、いい男のために通うのも嫌じゃないな。 今日の瑠伊を見ていると、1ヶ月近くはここへ通いつめることになりそうだし。