「純麗は寂しい思いをしてると思うと」
「私が?」
「あぁ。調べさせたことの中にそう思わせることがあったと」
「よくわかんないんだけど」
怒られなくて良かったなんて呑気にしていられるのも、この時までだった。
「リュウは俺の仕事内容をある程度理解している。だから、俺が家に帰れていないことも知ってる」
「それが?」
「純麗はここに帰って来てないことが多いんじゃないかって」
「へっ?」
とーちゃんの言葉に嫌な汗が手のひらを湿らせてゆく。
「学校帰りに繁華街にいることが多いと言われた。バイトもしてると……」
それって……
私が何をしているか、知ってしまった……
っていうことだよね?
私が体を売っているということを……


