もうスキすぎて~ヤクザに買(飼)われた少女~


本当はきちんと言葉にして伝えたかった。



髪の毛は痛いけど大丈夫って。



遅くなんかないよって。



けど、込み上げてくる想いを押さえるのに必死で声が出てくれない。



だって、とーちゃんが優しい声を出すから……



とーちゃんが……



私の信じていたように……



私を助けに来てくれたから……



嬉しくて、嬉しくて、こんな状況になったことさえ、幸せだと思ってしまう。