「美織にまだ付き纏われてる。てか、前より酷くなってる」
やっぱり、ここのミルクティーは美味しいって、いい気分になっている私にジュンは訳の分からない話を始めた。
「あの海での一件からだ」
美織……って?
「お前が期限付きで付き合ってるなんて言うからだ」
あの女か。
ジュンに付き纏っている、あの女。
「余計なこと言ったからだろ?責任取れよ」
「はっ?」
ジュンが話し初めてから、何度も“はっ?”と思っていたけど、敢えて口にはしなかった。
その“はっ?”が溜りに溜まって、強い口調になる。
「あきらかにお前のせいだろうが。責任取れ」
責任って……何?
イライラが再来し、ミルクティーの味さえわからなくなってくる。
「話ってそれ?」
「あぁ」


