もうスキすぎて~ヤクザに買(飼)われた少女~



アイスコーヒーね。



なんか、ジュンには似合わない。



私の中でコーヒーは大人の飲み物って認識だから、大人の男って感じないジュンには不釣り合いだった。



ジュンには炭酸がお似合い。



「なんだよ」



無意識にジュンの顔を眺めていた私は、咄嗟に視線を逸らした。



「なんでもない」


と言いながら。



「席空いたみたいだから行こう」



定員から手渡された飲み物をジュンが持って私の後に着いてくる。



普通はさ、女の子の分も持ってやろうとか思わないかな?!



ジュンは定員が両手でミルクティーとコーヒーを渡してきたのに、自分のコーヒーしか受け取らなかった。



だから、仕方なく私も手を伸ばしてミルクティーを受け取った。



「話って?」



席に着くなり結論を求める私は、早くこの場から解放されたかったんだと思う。



調子が狂うジュンとの時間を早くお終いにしたかった。