部屋に上がった後も、真由子はしばらくすすり泣いていた。
でも、どう見ても顔色が悪いし、高熱には勝てないのか、ベットに寝かしてやると、いつの間にか眠ってしまった。
10月の心優の誕生日、ほんの数か月前に、まさにこの場所であんなことがあったばかりなのに、今、こうしていることが信じられない。
だけど、こんなになってまで俺の下を訪ねて来る真由子を見て、その気持ちに嘘はないのはわかったし、こいつがどれだけ俺を思ってくれていたのかも伝わって来た。
だから、これでいいんだろう。
本音を言うと、部屋の中に入れるまでには、まだまだ時間がかかると思ってたけど。
事情を聞きもしないで、いきなり和解するなんて、普通に考えたらあり得ない。
でも、ちょっと面白いかもしれない。
見た目はだいぶ変わったけど、真由子のこういう行動力に溢れた体当たり的な勢いは、昔と変わらない気がする。
しかし、偶然にせよ、こんなことが起こるなんて、真由子と俺って、やっぱり何か、変な縁があるのかもしれないな........
でも、どう見ても顔色が悪いし、高熱には勝てないのか、ベットに寝かしてやると、いつの間にか眠ってしまった。
10月の心優の誕生日、ほんの数か月前に、まさにこの場所であんなことがあったばかりなのに、今、こうしていることが信じられない。
だけど、こんなになってまで俺の下を訪ねて来る真由子を見て、その気持ちに嘘はないのはわかったし、こいつがどれだけ俺を思ってくれていたのかも伝わって来た。
だから、これでいいんだろう。
本音を言うと、部屋の中に入れるまでには、まだまだ時間がかかると思ってたけど。
事情を聞きもしないで、いきなり和解するなんて、普通に考えたらあり得ない。
でも、ちょっと面白いかもしれない。
見た目はだいぶ変わったけど、真由子のこういう行動力に溢れた体当たり的な勢いは、昔と変わらない気がする。
しかし、偶然にせよ、こんなことが起こるなんて、真由子と俺って、やっぱり何か、変な縁があるのかもしれないな........

